平成 27年度ビデオを使った認知行動療法研修要項
本講座の目的は、認知療法・認知行動療法のロールプレイや実際の面接などのビデオを材料にしながら、ディスカッションを通して認知行動療法の基礎から実際の技法まで学習することにあります。講座すべてを理事長の大野が担当します。 精神療法・心理療法を座学で学ぶことは困難ですが、ビデオを使えばより視覚的、具体的に基本的な型を学ぶことができます。 講義の内容は、認知療法概論、認知療法尺度(CTRS)解説、悪い面接例、初回面接、症例概念化、コミュニケーションスキル、行動活性化、認知再構成法、問題解決とアサーション等を予定しています。それぞれの回では、大野が独自に作成したビデオに加え、厚労省の研修事業で作成したロールプレイのビデオ、アーロン・ベックの面接風景等のビデオを視聴し、ディスカッションを通して認知行動療法の理解を深めスキルアップを目指します。 医師、心理士、看護師、精神保健福祉士、保健師など、心身の支援に携わっていらっしゃる多くの方に参加していただければありがたく思います。 参加していただいた方には、大野が認知行動療法について解説したDVD、認知行動療法心理教育用小冊子「こころのスキルアップ・トレーニング」、厚労省研修事業で作成したロールプレイを収録した解説付きDVD、認知行動療法活用サイト「うつ・不安ネット」(1年間)を提供します。
講座種別 | ビデオを使った認知行動療法研修 |
講座番号 | [VL15-1] 平成27年度ビデオを使った認知行動療法研修 |
目的 | うつ病の認知療法・認知行動療法の臨床的知識と基本技能の獲得 |
対象者 | 医師、心理士、保健師、看護師、精神保健福祉士、産業カウンセラー、大学院生等、認知療法・認知行動療法に関心のあるもの |
研修期間 | 【全11回/月1回水曜日】 2015年5月20日(水)~2016年3月16日(水) 19:00~21:00 ■2015年 5/20、6/10、7/29、8/26、9/16、10/21、11/18、12/9 ■2016年 1/20、2/17、3/16 |
研修主題 | 面接を収録した動画を活用しながら集団のディスカッションを通して認知療法・認知行動療法の基本的なスキルについて研修する。 |
課程内容 | (1)認知療法・認知行動療法概論 (2) 治療の構造化(アジェンダ設定とホームワーク課題の設定を含む) (3)ソクラテス的問答と誘導による発見 (4) 心理教育 (5) 症例の概念化 (6)活動スケジュールと行動活性化 (7)(8) 認知再構成 (9) 問題解決技法 (10)主張訓練、スキーマ、治療の終結(若干の変更有り) (11)まとめ |
講師 | 大野 裕 (認知行動療法センター センター長) |
会場 | ベルサール飯田橋駅前 ※会場が変更になりました※ 〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル1・2F [地図はコチラ] |
定員 | 60名 (応募者多数の場合は選考) |
受講料 | 10万円 |
WEBお申込み受付締切 | 申込み受付は終了しました |
注意事項 |
|
主催 | 一般社団法人認知行動療法研修開発センター |
お問合せ | 一般社団法人認知行動療法研修開発センター ビデオ研修事務局 kenshu_info@cbtt.jp ※お問合せの際には[VL15-1] ビデオ研修についてとご明記ください |